「なぁ、シラとちゃんってホンマもんの兄妹なん？」
「「はぁ？」」
「だって、異性の癖に仲良い・・」
「「だって兄妹やもんなー？」」
兄妹ワンダフル
「だーかーらー！ホンマに兄妹やねんからー」
「そーですよ浜本さん」
「せやけどそない仲エエわけ無いやろー？」
「異例や、異例！」
兄ちゃん、ホンマにあたしと仲良くしててエエのん？
無理してんちゃうよなぁー？
「は俺の大事な妹やねんから、ハマ手ェ出すなや？」
「兄ちゃんハズいて！」
「兄妹愛キモーッ！」
見た限り結構無理してるんちゃうのんと言いたいところ。
でも雰囲気気まずくしたぁないから言わへん。
大事な兄ちゃん失いたくないもんなぁー
「大体１０歳以上離れた妹て、どんな感じなん？」
「年子やったら喧嘩とかするやろなーでもこんだけ離れとったらせぇへんで」
「そですねぇ。喧嘩なんかしたぁないですもんね。
でも物心付いた時には兄ちゃんホストで働いてましてん」
そう。兄ちゃんとは１５歳、それ以上の年の差。
だから兄というより、近所に住む兄ちゃんみたいな感じだった。
でも、良くお守りとかしてくれたよなー
「シラ、エエなぁ。可愛い妹持ってなぁ」
「照れるわそんなん言われたら浜本さん」
「でも、ホンマ良かった！」
兄ちゃん、頭撫でてもろても困るてー
もう子供じゃあれへんねんから
「ハズいて兄ちゃんっ！」
「兄妹ワンダフルやなー！」
「あー・・」
呆れるくらいまで私を愛してくれてありがとう。
そしてこれからもずっと、愛してください。
大好きな兄ちゃん、白川悟実へ。
兄ちゃんの大好きな妹、白川より。
＝END＝
はいこちらも落陽のリクです。
兄妹パロは私が勝手に決めたんですけどね。
最後のグダグタ感、笑ってください（悲）
