体が融けるまで愛して。
骨が折れるまで抱きしめて。
もう私の心は、貴方だけのものだから。
愛してる。怖いくらい愛してる。






俺の愛でお前の体を融かしたい。
骨が折れるまで抱きしめたい。
お前はもう、俺だけのものだから。
愛してる。恐ろしいくらい愛してる。




              















好き、愛してる





「今度の食事の件なんだけど・・」
「悪ィ。仕事。」
「また・・??」
「またって、俺が悪いんじゃねェよ!!」
「もうこれでドタキャン何回目よ!?」
「俺が悪いんじゃねェって言ってんだろうがよォ!!」
「たまには休まないと!!」
「趣味が仕事だから、休むわけにはいかねェんだよ。」
「でも潤疲れてるっぽいじゃない!!」
「口出すなよ!!本人が良いって言ってるだろ!?」
























「もう潤!!いい加減にして!!」
「こっちのセリフだよ!!」





また、喧嘩だってね。
もう飽きちゃった、ってくらい喧嘩してる。
喧嘩するほど仲が良いなんてそんなのハッタリ。
馬鹿みたい。


また、喧嘩か。
気に入らないことあったらすぐ喧嘩喧嘩。
喧嘩するほど仲が良いってのは完全な嘘。
馬鹿じゃねぇの。



「何言ってんの!?私は潤を思って言ってるの!!」
「俺のためでも何でもねェよ!!」


そんなの分かってる。
本当は潤のためじゃないのは分かってる。
でも、気になっちゃうからしかたない。
だって、愛してるから。


また、言っちゃった。
本当は俺のためにはなってるのは承知の上。
でも、恥ずかしくて言えない。
『ありがとう』なんて言葉。


「何でそんなこと言うの!?」
「本当のこと言ってんじゃねェかよ!!」


あぁ、この状況をなんとかしたい。
このままじゃダメだ。

ヤバい。この状況を和ませないと。
このままじゃダメだ。



「潤」「

・・ええ?
今声が重なりましたよね?

・・ウソだ。
声が重なった。


「あの・・」「あの・・」

偶然・・というか。
信じて良いのかな?
以心伝心だって事。

偶然過ぎる。
まさにアレだな。
以心伝心だな。


「ごめんなさい・・潤。」
「・・。」


困った貴方の顔がなぜか面白くて、
下を向いてごめんなさいと言った。
何だかんだ言って、私が悪いんだよね。

微かにお前の口が開いてごめんなさいと言った。
愛しい。抱きしめたい。
ごめん、俺が悪かった。


「・・潤?」
「ごめんなー。」

顔を上げたら貴方の顔が近くてびっくりした。
さっきと違う顔。笑顔。
潤、愛してるよ。

あまりにも愛しくて、抱きしめかけた。
でもここで抱きしめるなんて何だか悔しいかったから。
でも、愛してる。


「今度絶対食事連れてってよ?」
「分かった。無理にでも空けとく。」
























愛してるなんて


口では言えないけれど


行動でなら表せる


好きだって事は


口で言わなくても分かってる






体が融けるまで愛して。
骨が折れるまで抱きしめて。
もう私の心は、貴方だけのものだから。
愛してる。怖いくらい愛してる。






俺の愛でお前の体を融かしたい。
骨が折れるまで抱きしめたい。
お前はもう、俺だけのものだから。
愛してる。恐ろしいくらい愛してる。
























=END=
『喧嘩するほど仲が良い』をこの二人を使って表したようなものです。
潤さんはもっと優しいんだろうけど、
思い切り殴られてる夢を見たんで、何となくこういうイメージに。







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